ものすごく久しぶりの更新。
気づいたら最後に書いてから3年も経ってました。
もう何年もステージに立って歌う活動はお休み状態が続いていて、
実際のところ、シンガーソングライターiidasatomiとして
活動する時間を捻出するには忙し過ぎた、というのが一番の理由です。
でも音楽のお仕事はずっとしています。
ここ最近はようやくペースも落ち着いてきたけれど、
この数年間、昔よりよっぽど歌ってたと思います。
だからちょっとは上手くなったかもね(笑)
もしかしたら、間接的に私の声や作品がみなさんのもとにも
届いているかもしれません。
現在自分自身は商業音楽のフィールドにいますが、
一人の歌い手としてのアイデンティティーやマインドを失ったつもりはありません。
ただ、歌や音楽に対して良くも悪くも客観的な捉え方をすることが
多くなったのだけは否定できない事実です。職業病ってやつだね。
そんな中、最近とても素敵だなと思う歌い手さんとの出会いがありました。
ちょっと自分自身の本来の歌と似てる気がするというか、、、
純粋に本物の歌を表現し、伝える力のある人だ思います。
そんなふうに感じる人に出会ったことは、昔の事務所の先輩方とか、
ごく限られた人を除いてあまりないんだけど、いい歌を歌うなあって、
素直にそう思います。本来、歌は、 音楽は、こうあるべきだと。
時代が変化を遂げて、それによって若い世代の新しい感覚が
ちょっとおもしろいねと感じることもある。
とうてい私らの世代じゃこの感覚の表現は成し得ないなあとか。
でも、やっぱりどれだけ時代が巡って、時が移り変わっても、
たとえそんな世界の中でだんだんと色褪せてしまうものだとしても、
人の心をふるわせる「変わらない何か」はきっと存在するのだと思う。
変わって行く自分の中でさえも。
遠藤雅美 http://www.masamiendo.com
「涙」 https://www.youtube.com/watch?v=drRhNM7gijs
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